キャンプで役立つストーブといえば「アラジンブルーフレーム」
トラキチです。
昨今のキャンプブームで冬キャンプもやってみようかな!と考えている皆さん。
今回は、冬キャンプに欠かせないストーブに関してレポートしたいと思います。
数多あるストーブで私がオススメしたいのはこれ!
私が他のストーブと比較しておすすめしたポイントは
- 安心の実績とレトロな外観でおしゃれを演出
- 室内の空気が自然対流するので暖かい
- ブルーフレームなので不完全燃焼しにくい
- 触媒がついていて有害物質を除去
それでは、一つずつ詳細にご紹介していきます!
アラジンのブルーフレームヒーターは誕生から80年以上経過しているにも関わらず、大きな外観の変化が無いほど、発売当初からほぼ完成されたフォルムで長い間、多くの方に愛されてきたストーブです。
このストーブがある事でより一層キャンプがおしゃれになること間違いなし!
また、シックで飽きのこないストーブはお部屋に置いても上品に空間を演出してくれます。
いくらお洒落なストーブでも暖かくなければ意味がないですよね。
ブルーフレームヒーターはそんじゃそこらのストーブと一緒にするなかれ!
自然対流式なので部屋全体を暖かくしてくれるのです。
ここで、対流式って何?と思われた方が多いと思いますので簡単に説明をしたいと思います。
通常、皆さんがよく思い浮かべるストーブといえば反射式のストーブですよね。
反射式は、その名の通り、熱を反射させて暖をとるストーブなのですが、部屋を効率的に温めることが出来ません。
しかし、対流式であれば、足元の冷たい冷気を吸い上げ、ストーブ上部へと熱気を排出するので空気が循環するので部屋全体を効率的に温めることが可能なのです。
いわゆる煙突効果ですね!
※出典:Wikipedia
冬キャンプで堪えるのは足元からの底冷えなので、足元の冷気を暖めてくれる対流式は冬キャンプにはもってこいなアイテム!
また他のメーカーでも対流式のストーブはありますが、吸入口の幅がアラジンの方が広いのでメンテナンスもしやすい事もオススメの一つです。
(メンテナンスについても後述します!)
製品の名前にもなっているブルーフレーム!つまり、青く燃焼している炎ですね。
※出典:Wikipedia
皆さんもご存知の通り、酸素の量が少なくなると赤い炎を呈して燃えます。
アラジンのストーブは下部から空気が常に供給され、しっかりと完全燃焼してくれるので青い炎になるのです。
冬キャンプではテントやタープの中をストーブを焚きながら過ごすため、一酸化炭素中毒になる可能性があります。
しかし、ブルーフレームには一酸化炭素を低減する触媒がついているため、常時使用していても安心な設計になっています。
ちなみに一酸化炭素を無害化する機構としては以下の反応が起こります。(一例)
Pt(白金)やRu(ルテニウム)等の貴金属触媒上で一酸化炭素(CO)と酸素(O2)を反応させて二酸化炭素(CO2)に変換し、COを酸化除去してくれます。
(まぁ〜触媒は何が使われているのか分かりませんが笑)
と言いつつも、COが発生しない訳ではないので私はいつもコイツを携帯して常にCO濃度を確認してます。
これは一酸化炭素濃度を随時知らせてくれる警報器で、キャンプ中になったことはなかったので試しに車の排気ガスを吹きかけてみるとしっかりと大音量で鳴りました(笑)
やっぱりキャンプは安全に楽しみたいですからね♫
ブルーフレームを使用していると煤(すす)が溜まってきますので定期的に拭きましょう。
燃焼室の周りにびっしりと油汚れが付着しますので、次に、内燃板を取り外しマイナスドライバー等で除去しましょう!
私はよくカッターの腹でやりますが傷が付きやすいので注意して下さい!
写真のように芯の上部が白っぽくなっている(ホコリなどが付着)とキレイに燃焼してくれないので、しっかりと芯クリーナーできれいにしていきます!
(芯の先端が白いと不完全燃焼しやすいので一酸化炭素が発生してしまうので注意!)
、、、あれ?
芯クリーナーがない!!
という方もおられるかと思います。
芯クリーナーが無くてもカッターナイフでゴリゴリ削ってもOKです(笑)
あとは平らになってる芯の端を削ってあげて、最後は手で摘んで成形していけば終わり!
簡単ですよね?
最近、芯に火をつけてもすぐに鎮火してしまう、、、
そんな場合は、新たに芯を繰り出しましょう!
(使えば使うほど芯は燃えていきますからね)
その手順を以下にてご紹介!
アラジンのLOGOが付いてるケースを外す。
カバーを外すとこんな感じ。
ここで、注意!
芯を繰り出す際、挟まれる可能性があるのでレバーを必ず倒してから作業して下さい!
一回、倒せば大丈夫です!
芯の繰り出し自体は簡単!
レバーを倒しながら、数字が書かれた黒い部分を下にスライドさせます。
黒い部分を回して、最初の番号から一つ上の番号へ!
(今回の場合は、No.5からNo.6へ芯を繰り出します)
芯の繰り出し作業は以上で終了です。
これまでの話から如何にブルーフレームヒーターが冬のキャンプストーブとして優れているか分かっていただけたかと思います。
定期的にメンテナンスさえすれば半永久的に使える相棒となってくれるはず!
また、部品もバラ売りしているので故障した場合でも安価に修理が可能なのも、おすすめポイントです!
皆さんのストーブ選びの一助となれば幸いです。